子どもアドボカシー活動の質を担保し、向上させることを目的として、全国の意見表明等支援(以下、「子どもアドボカシー」)事業の実践者や関係者向けに、「こどもアドボカシーの手引き~こどもの権利擁護・保障を求めて~」を作成しました。
子どもアドボカシー事業を導入する際や、意見表明等支援員(アドボケイト)養成の際の「手引き」としてご活用いただけます。
本手引きは、令和4年度厚生労働省より公表されている「アドボケイト(意見・意向表明支援)における研修プログラム策定及び好事例収集のための調査研究 報告書」の内容を踏まえ、意見表明等支援員(アドボケイト)や、これからその研修を受けようとされている方、また、その事業を支援する関係者のための養成・研修のためのテキストとして作成されました。子どもアドボカシーの実践的視点を取り入れ、「アドボカシーの意義・目的」「権利擁護・児童福祉行政に対する理解」「アドボカシーの過程と必要な態度・技術」「こどもの多様性の理解」「アドボカシーの実際」について理解を深められる内容となっております。
▼「こどもアドボカシーの手引き(案)」は、こちらより閲覧ください。
今日、子どもアドボカシー活動は緒に就いたばかりであり、新しい制度を踏まえた意見表明等支援員(アドボケイト)やそれを支援する関係者に対する総合的な専門書は出版されていないのが現状です。
本書は、①意見表明等支援員(アドボケイト)やその事業を支援する関係者の養成・研修のテキストであること、②制度の構築を踏まえ、昨年度政府により実施されまとめられた3つの調査研究の実績報告書をはじめ、子どもの権利擁護や子どものニーズに合った実践のための基本的な考え方・あり方について言及し、意見表明等支援員(アドボケイト)や関係者、子どもアドボカシー活動の質を一層向上することを目的として作成されました。
本書が全国の子どもアドボカシー事業の実践者や関係者の一助になればと思っております。
編集委員長:NPO法人全国子どもアドボカシー協議会 理事長(大分大学 教授) 相澤 仁
全国⼦どもアドボカシー協議会は、「⼦どもの声を⼤切にし、ともに⽣き育ちあう社会の実現」を理念に2022年3⽉に設⽴し、⼦ども・若者参画を中⼼とした、「子どもアドボカシー」活動を全国へ拡げております。
今年度は、公益財団法人日本財団より助成金を受領し、本手引き発行と合わせて、⼦どもアドボカシー事業の取り組みが進んでいない地域においても、社会的養護を受けている⼦どもも、等しく意⾒表明権を⾏使できる基盤をつくることを⽬的として、⼦どもアドボケイト(意⾒表明等⽀援員)を養成する講座を実施しています。また、子どもアドボカシー事業の導入や、導入して間もない自治体や民間団体などを対象に、事業の準備や実施に関するご相談にお答えする「子どもアドボカシースタートアップサポート」を行っております。
【子どもアドボカシースタートアップサポート】
オンライン面談やメールでのご相談を受け付けております。(相談無料)
詳細・お申込み:https://www.child-advocacy.org/activities/15079
◆助成:公益財団法人日本財団(URL:https://www.nippon-foundation.or.jp/ )