【報告書公開】2023-2025年度事業「子どもの声を聴き、権利を守るシステムの構築支援」3か年報告書を公開しました

【報告書公開】2023-2025年度事業「子どもの声を聴き、権利を守るシステムの構築支援」3か年報告書を公開しました

全国子どもアドボカシー協議会は、公益財団法人日本財団の助成を受け、2023年度から2025年度までの3年間にわたり取り組んできた「子どもの声を聴き、権利を守るシステムの構築支援」事業報告書を公開いたしました。

2024年4月の改正児童福祉法施行という大きな転換期を挟むこの3年間、当協議会は全国の自治体や民間団体の皆様と共に、アドボカシーを社会の仕組みとして定着させるための土台作りに邁進してまいりました。

3年間の主な成果とあゆみ

本事業では、主に「ひろげる(養成・研修)」と「ささえる(スタートアップ支援、リーダー層の交流)」の2軸で活動を展開しました。

  • スタートアップサポート:全国27自治体の立ち上げを伴走支援
    • 自治体や民間団体からの相談件数は延べ80件を超え、北は北海道から南は鹿児島まで全国へ広がりました。
    • 利用者アンケートでは、3年間継続して再利用意向100%という極めて高い評価をいただいています。
    • 相談内容は、初期の予算確保から、現在はスーパービジョン体制の構築や実務の質向上といった運用フェーズへと深化しています。
  • アドボケイト養成・研修:オンデマンド化と質の追求
    • 基礎講座のオンデマンド化により、多忙な方や遠方の方へも門戸を広げ、受講生が大幅に増加しました。
    • 新たに開始した「ステップアップ研修」では、現場で活動するアドボケイトの不安に応え、実践的な技術と仲間意識を育む場を創出しました。

現場から寄せられた声

  • 「誰に相談しても誰も分からない専門性の高い分野だったので、専門家の意見をお伺いできて暗闇に光が差した気分です(スタートアップサポート利用者)」
  • 「このプログラムがあることで、精神的に助かっています(スタートアップサポート利用者)」
  • 「学校現場で授業や生徒との相談時、子どもの意見表明を意識し、生徒と語り合うことができました(養成講座受講者)」
  • 「他団体の運営について、具体的に話が聞けたのが有意義でした。組織体制をどのように作っていくか、そのためには何が必要かなど考える時間になりました(リーダーズサミット参加者)」
  • 「活動の指針として活用します(子どもアドボカシーの手引き読者)」

報告書のダウンロード

本報告書では、理事による総括や詳細な定量データ、事業のロードマップなどを詳しく掲載しています。これからの子どもアドボカシーの展望をぜひご覧ください。

https://drive.google.com/file/d/12W30iNuu3YGiKA7Jr4YWn0EH6QHTHpsj/view?usp=sharing

未来に向けて

「子どもの声を聴き、権利を守るシステムの構築支援」の助成期間は終了いたしますが、2025年度からは当協議会の自主事業として「養成研修」や「アドボケイトリーダーズサミット」を継続するなど、自走に向けた歩みを始めています。

私たちはこれからも、すべての子どもたちが「自分の声を聴いてくれる大人がいる」と実感できる社会を目指し、活動を続けてまいります。3年間にわたる多大なるご支援に、心より感謝申し上げます。

本記事に関するお問い合わせは以下事務局までお願いいたします。
■お問い合わせ先
NPO法人全国子どもアドボカシー協議会 事務局