【開催報告】子どもアドボカシー講座<養成編>in札幌

【開催報告】子どもアドボカシー講座<養成編>in札幌

全国子どもアドボカシー協議会では、今年度、公益財団法人日本財団より助成金を受領し、どの地域においても社会的養護を受けている子どもも等しく意見表明権を行使できる基盤をつくることを目的として、子どもアドボカシー事業の取り組みが進んでいない地域を中心に、子どもアドボカシー講座を開講しています。
札幌市では、昨年から意見表明等事業が動き出しており、アドボケイトの採用・養成を行うため、本講座を開催することになりました。

本講座は「子どもアドボケイト(意見表明等支援員)」を養成するための講座で、アドボケイトとして活動するにあたり必要な知識を得ることができます。
(実際に各地域でアドボケイトとして現場で活動するためには、別途各地のアドボケイト派遣団体にお問い合わせいただき、ご登録いただく必要があります)

2024年11月16日~2025年1月11日の約2か月に渡り、NPO法人子どもアドボカシーセンター札幌様(北海道札幌市)との共催で、子どもアドボカシー講座<養成編>を開催いたしました。
今回はオンラインと現地会場でのハイブリッドで実施し、全国より30名の方に受講いただきました。(札幌市内で約半数)

今回の講座では、アドボケイトを目指している方が22人、その他の受講者も子ども関係や子育て中の方で実践経験がある方が多いという特徴がありました。
そのため講義内の質疑応答では、実際の子どもをイメージしての具体的な問いも多く、互いの経験から学び合う場になりました。

アンケート内の感想では「もっと実践経験を積みたいです!」や「対面での受講で、ロールプレイをしたかった!」といった、実際にやってみることを大切にしたいという内容が目立ち、現場を持つ皆さんだからこそ現場でどう活かすかを考えていることがよく伝わってきました。

本講座は、現場に出る前の入門の位置づけです。
受講者の皆さんが本講座の学びを活かして、アドボケイトや子どもに関わる現場で更なる実践を積んでいってほしいと思っています。

▼本講座のプログラム


本講座のアンケート結果

講座の満足度や受講者からの声について下記に紹介いたします。
アンケートは20名の方に回答いただきました。
受講後は独立アドボケイトを目指す方が約75%となっており、アドボケイトとして活動する方の増加が期待される結果となっています。


他にも受講者の方から以下のようなご意見が寄せられました。(受講者アンケートより一部抜粋)
皆さんからのご意見をもとに、講座のブラッシュアップや事業づくりをしていきたいと思います。

・運営の皆さんの温かさに毎回安心感を持って受講することができました。
 自分の意見として受け入れてくれる寛容さや安心感の中、他者の意見もとても勉強になり、本当に有意義な時間を過ごすことができました。

・実際に活動を始めている中で、知りたい欲と、モヤモヤしかなかったで部分が少し晴れたという感じがしました。
 講師の皆さんの柔らかい雰囲気と話し方で、「頭」での理解だけでなく、「心」におちた講義だったと感じています。

・アドボカシーについて、専門的な知識・技術、実践されている方のお話など、包括的な内容で学ぶことができとても充実していました。
 オンラインでの受講など柔軟に対応してもらえたため、仕事をしながらでも受講でき感謝しています。

・(講義資料はありますが)教科書などがあると、いつでも見返しやすいなと思いました。

・実際に活動を始めている人を対象として、養成講座を更に深掘りしたり、困難ケースの模擬事例検討など、フォローアップ研修のような機会がほしいです。

・アドボケイトが実際に使っているツール等の紹介があると嬉しいです。


ご支援のお願い

全国子どもアドボカシー協議会では、各地の子どもアドボカシーを実践する団体・個人の皆さまと連携し、課題を乗り越え、子どもの権利の保障を基本とした社会の実現に取り組んでいます。
どの地域においても、子どもたちが等しく意見表明権を行使できる基盤をつくることは、まだまだ時間がかかる活動ではありますが、「子どもとともに生き育ちあう社会」の実現を目指し、当協議会の活動を継続していきたいと思います。

 一方で、当協議会の運営費用は、私たちの事業を理解して頂いた方々からの助成金や寄付金で大部分を賄っていますが、いまだ十分ではありません。「子どもとともに生き育ちあう社会」は、私たちの力だけでは実現できません。皆さまとのつながりやお力添えが必要です。私たちと一緒に「子どもとともに生き育ちあう社会」を創っていきませんか。

皆さまからのご支援のご協力をよろしくお願いいたします。


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